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秋ですね~!五行説でいう’悲’の季節です

秋ってセンチメンタルになりやすいですよね~!

 

台風が過ぎて沖縄もすっかり秋めいてきました♫

 

中医学の五行説で秋の感情は’悲’となっています。

 

感傷的になりやすい秋!それに伴い悲しいという感情も出てくるのかもしれませんね。

 

 

五行説では感情や症状の原因は内臓や邪気(秋は燥邪)という側面から見ることが多いです。しかし、今回は感情や症状を心と自律神経という側面から切り込んで記していきます。

 

初めに四季と感情について調べた結果、人間は四季を誕生の春から成長の夏を経て夏と秋の間(長夏)にピークを迎え、その後は衰退していくというイメージがあるようです。そのイメージを自分の人生に重ねた時に秋に’モノ悲しく’なるようです。

 

個人的には、確かに冬って素敵な季節だけど、寒く夜が長くて夏のようにワイワイしているイメージはなく、どこか感傷的になりやすい印象があります。

 

上記のような季節のイメージによる心理的側面もあるかもしれませんね。面白いです♪

 

次に天候などの外的側面を見た結果、秋の初めは気圧の変化や大気の状態が不安定なことが多いようです。そのような気候の際は自律神経も乱れやすくなります。

 

さらに、この時期は夏の猛暑から一転して気温が下がり日照時間も短くなります。また、夏に冷房の中で活動することが多く体温調整もうまくできなくなります。それらが原因で自律神経の働きが悪くなり体調を崩すことがあります。

 

また、秋は日照時間が減ることが影響してホルモンのバランスが崩れ、セロトニン不足による鬱症状が出やすいという研究もあります。それにより、感傷的になり悲しいという感情が出てくることが考えられます。

 

 

また、東洋医学では心と身体は繋がっているという心身不可分という考え方があります。

 

上述したことをまとめると、この時期は、季節と心理的側面、または気温の変化や日照時間が短くなることにより自律神経の乱れにより体調を崩したり、センチメンタルになったりすることが考えられます。

 

では、乱れた自律神経を整えるにはどうしたらいのでしょうか!

 

自律神経は、朝の太陽を浴びるなど生活の改善や軽い運動などで身体を動かしてのストレス発散、お風呂などでリラックスするなど自律神経を整える方法は多く紹介されています。

 

また、中医学では頭の頭頂部(両耳の後ろと額の中心を線で結んでクロスした部分)にある’百会’という経穴(ツボ)を押すと自律神経を整える効果が期待できます。

 

または、整体やヘッドマッサージも効果的です。